
中込靖成展
NAKAGOMI Yasunari
中込靖成展の展示風景です。


上から、画廊入口から見た左壁面右側と正面壁面、右壁面の展示風景です。
以上の14点で中込靖成展は構成されています 。
(その他右壁面に1点、正面壁面裏に1点、カウンター上に3点の展示が有ります。)
作品の詳細をご覧下さい。
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左壁面左側の作品です。
左からタイトル「Landscape#1730」(acrylic & oil on paper)でサイズ33x33cm、「Landscape#1740」(acrylic & oil on canvas)で107x92cmです。
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正面壁面の作品です。
左から「Landscape#1724」(acrylic & oil on canvas)で90x73.5cm、「Landscape#1694」(acrylic & oil on paper)で67x53cmです。
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正面壁面裏、エアコン下の作品です。
左から「Landscape#1738」(acrylic & oil on paper)で30x30cm、「Landscape#1713」(acrylic & oil on paper)で60x60cmです。
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右壁面左の作品です。
左から「Landscape#1698」(acrylic & oil on paper)で42.5x39cm、「Landscape#1703」(acrylic & oil on paper)で53x53cm、「Landscape#1737」(acrylic & oil on paper)で60x60cmです。
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右壁面右、カウンター上の作品です。
左から「Landscape#1757」(acrylic & oil on canvas board)で41x32cm(F6)、「Landscape#1758」(acrylic & oil on canvas board)で41x32cm(F6) 、「Landscape」(acrylic & oil on paper)でpost card size、「Landscape#1736」(acrylic & oil on paper)で15x15cmです。
<作家コメント>
Landscape(風景・景観・風景画)作品の始まりは海外で生まれたシリーズに何かタイトルをつけるとしたら、ということがきっかけでした。
当初は見る方の作品へのアプローチの為のキーワードとしてLandscapeを用いたのですが、やがて制作の動機や形象、テーマとなり展開してきました。
この一年の展覧会では現在取り組んでいることを念頭に“Landscape beyond Landscape” などとこれまでのタイトルに”beyond”を付け加えました。
今後の制作の方向性も示すこの“Landscape beyond Landscape” (風景の向こう側、風景を超えた風景)から生み出す作品は、これまでを超えた先に眺められる世界があるとしたならどんなだろうという思いで取り組みました。
制作する自分にとってのリアリティが感じられる絵画空間を見たいと考えています。
今回の展覧会に向けておよそ3年間に渡り交わされた福田さんとの会話(それほど頻繁にあった訳ではないけれど)もおそらくその辺りの作品の在り方、見え方について制作する側、見る側のそれぞれの意識について同時発生的に生まれたものではなかったかと思っています。
本展は中込靖成さんのiGallery DCにおける4回目の個展です。
中込さんは「Landscape」シリーズとして風景をモチーフに長年絵画を制作してきました。
その風景画の特徴は、架空の風景にも関わらず見る人に既知の風景を想像させることです。
洋の東西、老若男女を問わず、見る人はそこに自分の故郷、あるいは幼い頃見た思い出の風景を見出します。
これはとても不思議なことですが、作品に風景の原型(オリジン)が現れているに違いありません。
そして近年は風景の原型をより抽象化して、イリュージョンの部分を押さえ、物質として絵画に歩を進めています。
言葉を変えれば、絵画が作る奥行きと、それを押し止めるような表面の絵具の質感の拮抗が画面の中心になっています。
それは絵画そのものの特質、及び面白さとも重なります。
二次元である絵画が視覚メディアとして今日まで生き延びてきた秘密の一つです。
また、今回は制作中の絵具の化学変化=アクシデントも意欲的に取り込んで、画面を活性化しています。共有された広大な風景から、風景の内部に一歩分け入る中込さんの絵画。
その新鮮な試みは、わたしたちに風景の持つ厚みを実感させます。
それは新たな絵画空間への冒険であり、創造でもあると思います。ご高覧よろしくお願い致します。
作品リスト1
作品リスト2
2012年iGallery DC個展
2017年iGallery DC個展
2022年iGallery DC個展作品を購入御希望の方は、恐れ入りますが、下記までメールにてご連絡をお願い致します。
折り返し送金方法、納品時期等をお知らせ致します。
(作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。)
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(*お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)
中込靖成展
会期:2025年11月27日(木)〜12月21日(日)
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜18:00
会場アクセスと展覧会スケジュール
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