iGallery DC

石田泰道展
ISHIDA Taido




石田泰道展の展示風景です。






上から、画廊入口から見て左側壁面左、左壁面右と正面壁面、右側壁面の展示です。
石田泰道展は以上の29点で構成されています。
作品は紙、アクリル絵具、顔料、自然物を使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。

 


画廊入口から見て、左壁面、左側の作品です。
左からタイトル「花」でサイズ20×17×16cm、
「花」で20×17×13cmです。

 


左壁面、右側の作品です。
左から「花」で16.5×12×6.5cm、
「花」で12×12×5cm、
「花」で11×11×6cm、
「花」で12×10×5cm、
「花」で11×9×6cmです。



正面壁面の作品です。
「地相」で110×60×27cmです。



正面壁面エアコン下の作品です。
「花」で66×10×12cmです。



右壁面、左側の19点の作品です。
すべて「花」でサイズ大は約66×10×12cm、サイズ中は約52×9×9cmです。



右壁面、右端の作品です。
「花影」で16×9×3cmです。


<作家コメント>

今回はこれまで行ってきた紙を主素材にした花の造形作品をベースに、昨年から取り組んでいる花影シリーズの展示となる。
以前から春になると池の畔に咲く菖蒲の花が気になっていたが、今展のメイン作品として登場する。
花の美しい姿を永遠の美に封じ込める意味で、あえて紙をグラインダーで傷つけ、白い水晶粉末等をふりかけ、発掘した「化石」のような風合いも追求している。
「花」シリーズにおいては、最近は「職人」という言葉を肯定的に受け止め、極力奇をてらわず、無心に、淡々と作品に対峙するようにしている。
そうできるのも、花は美の完成形であり、あえて抗うことなく自然体で向き合うスタンスこそが自己の充足につながると気づいたからである。
美しいと思える物を純粋に受け入れるようになれたのは、禅の修行のたまものか?


生物は文字通り生きているものですから、必然的に死を迎えます。
しかし死は次の生へエネルギーを送ります。
樹木の葉が枯葉になって落ちると、それは土の養分となって次世代の植物や微生物のエネルギーに転換されます。
動物の死骸も多くの動物、植物などの餌、養分となって生命を育みます。
そういった循環が石田さんの作品のテーマで、作品の素材も障子紙生産の廃棄物や枯枝、海に流れ着く流木などを使います。
それらを再生して組合せ、植物の生命の輝き=花に結実します。

今回のハイライトは菖蒲です。
一輪と群生する菖蒲が、画廊の空気を一変させています。
壁面に少しだけ突き出た自然の板に、初々しく可憐に咲き誇る菖蒲。
一方、奥でヒッソリと健気に咲いている一輪。
いずれも今までの石田作品のイメージとは異なる、適度な軽やかさがあります。
それを強調するような正面壁面の重厚な「地相」のひび割れ。
空間の構成も秀逸です。

右壁面右の鮮やかな着彩の花々も健康な色気を放っています。
その品の良い色彩は左側の無彩色の花と好対照で、何れも一目で石田作品の個性を感じさせます。
花々は凡百の造形とは異なっていて、グラインダーで付けた傷と水晶粉末が独特の質感を表出しています。

植物の花は生殖を司る器官です。
つまり植物の生命エネルギーを象徴するものと言えます。
その花の美しさを瞬間冷凍(フリーズドライ)して、あたかも化石のように造形したのが本展の作品です。
それはある意味、石田さんの欲望、煩悩かもしれません。
なぜなら、生命の循環の一瞬を切り取って、永遠としてしまうからです。
でも、それはとても人間的な欲望、行為に思えます。
そして美術とはそのような欲望の産物で、それこそが見る人の心を動かすからです。

ご高覧よろしくお願い致します。


プライスリスト1
プライスリスト2

2011年iGallery DC個展
2015年iGallery DC個展
2017年iGallery DC二人展
2020年iGallery DC個展

作品を購入御希望の方は、恐れ入りますが、下記までメールにてご連絡をお願い致します。
折り返し送金方法、納品時期等をお知らせ致します。
(作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。)
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(*お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)

石田泰道展
会期:2023年6月29日(木)〜7月16日(日)
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜18:00


会場アクセスと展覧会スケジュール