藍 画 廊

横田亜弓展
YOKOTA Ayumi


横田亜弓展の展示風景です。



各壁面の展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の16点が展示室の展示で、その他小展示室にドローイングの展示があります。
作品はすべてパネルに胡粉、顔料、パステル他を使用しています。

 


左壁面、左端の3点です。
左から、タイトル「forest「song」」でサイズ297×210mm、
「forest「はじまり」」で210×148mm、
「forest「夜のうた」」で210×300mmです。

 


左壁面、右側2点の作品です。
左から「forest「kakera」」で148×210mm 、
「forest「つつむ」」で515×364mmです。

 


正面壁面、左端、右端の作品です。 、
左は「forest 「しらべ」」で803×1167mm、
右は「forest「kozue」」で420×297mmです。

 


右壁面、左側3点の作品です。
左から「forest「眠る」」で594×420mm、
「forest「ギフト」」で227×158mm、
「forest「ゆっくりと」」で210×297mmです。


右壁面、中央、右側2点の作品です。
左から「forest「sign」」で257×182mm、
「forest「そこから」」で257×182mm、
「forest「song-II」」で257×364mmです。

 


入口横壁面の作品です。
左から「forest「kozue -II」」で148×210mm 、
「forest「ひらく」」で420×297mm、
「forest「うたう」」で257×364mmです。

 


〈作家コメント〉

森の中。光、音、にほい、すべてはうつろいゆく。かすかに捉えた断片をていねいに紡ぐ。
もう一つの普遍的な眺めが、絵の中に立ちあらわれることを願って。 


横田さんは近年「森」をテーマに制作しています。
わたしの遠い記憶に『森は生きている』という絵本があります。
もしかしたら映画かもしれません。
いずれにせよ、どんな物語であったかは憶えていません。
その言葉だけがうっすらと記憶にあります。

最近読んだ本の知識では、森は一つの生態系(生命体)と考えられているようです。
動物、植物、微生物が太陽や水の恩恵を受けて、四季の中で暮らし、生命の連鎖を続けながら一つの大きな生態系として生きている。
わたしにとって森はそんなイメージです。
人は誕生以来、長い間森に住んでいたそうです。
そこで人は自然に育まれ、動植物と共に生活していたそうです。
現代人にも微かにそんな森の記憶があるように思えます。
なぜなら森に遊ぶとどこか懐かしい思いがするからです。

森のイメージカラーは緑ですが、横田さんは多彩な色で森を表しています。
森は春夏秋冬、朝昼晩と表情を変えます
陽の移り変わりは森の空気を変え、彩りも移り続けます。
そんな森の色合いを透明感のある色彩で描いています。
横田さんの絵画は、何よりも色彩の美しさに惹き付けられます。

そして絵には奥行きがあります。
それは余白の使い方や構図に工夫(技)があるからです。
光の陰影で生まれた空気の層を丁寧に描くことで、まるで景色が呼吸をしているようです。
そう、横田さんの森も生きているのです。
わたしたちが遠い昔に暮らした森は、今も鮮やかな生命体として生きています。

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト

2015年藍画廊個展
2016年藍画廊個展

2017年藍画廊個展
2018年藍画廊個展

会期

2022年10月3
日(月)ー10月8日(土)
11:30ー19:00(最終日18:00)

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